Kさんご夫婦の家作りのテーマは“ゲストを招いて楽しんでもらうこと”。学生時代はジャズバンドの経験もある音楽好きのご主人だけに、ホールにはピアノ、照明、スピーカーと設備が整っている。「将来的に音楽・絵画・陶芸・木工等のカルチャー教室等の方々に合宿感覚で利用してもらえれば…宿泊・食事無料で。かわりに最後の日に音楽なら演奏会、陶芸や木工なら作品展を。そこへ“晴海ケ丘”の方や地元の方を招待してね。人が集い楽しめる家にしたい」とご主人は語る。木工や陶芸の工房、ゲストルーム、シアタールーム、マージャンルーム、カラオケ完備のホール、ミニプールやゴルフ練習場…。
Kさんご自身が、特にゴルフ・マージャン・カラオケ好きというわけでもなく、あくまでもゲストの方に楽しんでもらうためだとか。

ガーデニングが好きな奥様は「ここの気候に合うかどうか、いま色々試し植えをしています」と語る。庭に淡路園芸学校の生徒さんの卒論テーマに即して、気候風土に合う果実のなる40種の木を植栽しており、四季折々に楽しめそうです。「仕事オンリーの40数年間だったから、白紙の状態で一からいろんな事に挑戦してみたい」と言うご主人は、当地永住を機に船舶免許も取得。多彩なジャンルの趣味の方々との交流を通じ、第二の人生の楽しみを模索中です。
息子さんに会社をまかせて、引退を機に当地に永住されて、はや丸2年というKさんご夫婦。最初、奥様の方はまったく田舎暮しに興味がなかったとか。ご主人が押し切る形で、なかば無理矢理、奥様を連れてここへ移住したらしい。しかし、今では奥様も趣味の畑作りが忙しく、堺のご自宅には1度も帰った事がないほど、ここの暮しがお気に入りのようです。むしろご主人の方が、たまに街の灯が恋しくなると大阪や堺に遊びに行かれるのだとか。「朝食前に家内が畑で野菜を抜いてくる。それがそのまま食卓に並ぶから、新鮮で美味しい」とご主人は言う。
ご主人の趣味は多岐に渡り、健康のために始めた散歩、「ゆとりっく」の温泉プールでの歩行浴、ゴルフ、カラオケと忙しい。お正月には息子さんご家族が一同に集まるのが恒例となっている。
「息子夫婦や孫達は、近くの“うめ丸”さんに宿をとり、翌日は女性や子供はここで遊んで、息子2人と僕は3人で四国へゴルフに行くんです」と嬉しそうに語るKさん。
お二人とも好きな趣味を楽しむ事で、心身ともに元気な老後の田舎暮しを満喫しておられます。
Mさんご夫婦の建物のテーマは、有名な建築家、吉村順三の“軽井沢の山荘”。その別荘の原点とも言える山荘と同じ大きさで、同じコンセプトの建物を建てる事でした。「山荘をあえて海辺に建てたかったんです。それと暖炉を置きたかったんですね。暖炉に入れるためにまきを割ったり、種火をおこす手間も好きですし、暖炉の火を眺めているとほっとします」とご主人は言う。奥様は「ここに来ると時間がゆっくり流れてる感じがします。TVはあるけど見ないし、週末の2日間がとても長く感じられる」と語る。
ここへ来てお二人ともコーヒーは豆から挽くようになり、まきストーブで焼き芋を焼いたり、ゆったりとした時間の流れを楽しんでいます。「伊丹の自宅から車で1時間半で、明石大橋を渡れば日常から離れられる」
と言うご夫婦の当面の目標は庭に小径を整備し、果実の成る木を植え、それでジャムを作ること。「桃栗3年、柿8年。気の長い話しです」と言うご主人の言葉に、お二人の当地でのゆったりとした時間の楽しみ方が表れています。また奥様は体が弱く病気がちでしたが、ここに来てから心身ともに元気になられているようで「これも皆様のおかげです。ありがとうございます」と語ってくださいました。
「晴海ヶ丘」では、オーナー同士の交流、地元の方とのふれあいを通じ、単なるタウン開発ではなく「豊かなコミュニティづくり」を大切にしたいと考えています。オーナーズイベントは普段あまり顔を合わせる機会のない、タウンオーナーの皆様の為の自由参加型イベントです。第1回は2006年5月28日に実施し、多くのみなさまにご参加頂きました。

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